ジャマイカ、苦いか、しょっぱいか

船のダイニングルームはディナーだけでなく(時間帯が限定されますが)朝食やランチも行っていて、席の案内から配膳まで、丁寧に対応してくれます。フードコートのように取るものに悩んだり席を探したりということが無いので、特に専業主婦のマダムたちに結構な人気。和定食を頼むとお膳にご飯、お味噌汁、焼き魚、小鉢、お漬物、フルーツが乗ってきまして、在庫があれば納豆やキムチ、海苔なども持ってきてくれます。もちろん、お醤油かけ放題。
焼き魚には必ず大根おろし(残念ながら風味は全然ないけど見た目の雰囲気あり。小さいパセリ付きと色どりの工夫も)とだし巻き卵(巻いてないけど。四角くてほんのり甘め)が付いてます。
この焼き魚というのが面白くて、勝手に塩鮭を想像してたら、白身魚の幽庵焼きとか、子持ちシシャモ2尾とか、鮎の塩焼きなんかも出てきます。先日は秋刀魚の塩焼きが出ました。
ということで、佐藤春夫氏『秋刀魚の歌』。ジャマイカ、全然古風でもセンチメンタルでもなかったですが。

★6月13日(木)
ジャマイカとハイチの間を抜けたカリブ海に浮かぶ、秋田県と同じくらいの大きさの島国ジャマイカ。お嬢様はジャマイカがそもそも島であるということを昨日知ったわけですが、首都キングストンの北側、クルーズ客船の基地でマリンアクティビティで有名な観光地オーリョ・リオスに10時頃入港。
目の前がいきなりリゾート。海がきれい。透明度抜群。今までで一番ではないでしょうか。
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この地域には植民地、奴隷、プランテーション、といった暗黒史が勿論ありますが、今の街は車が元気にクラクション鳴らして爆走しまくるし、地元の人たちはファンキーだったり、フレンドリーだったり、親切だったりで、とにかく明るい。もしくは日陰でのんびり。東南アジアの昼下がりより人間が元気な感じ。
わたくしたちは今日も自転車上陸ですが、自転車乗ってるだけでトラックの運ちゃんが窓開けて「いい自転車やん!」、道端でお水飲んでる兄ちゃんが「ここは車多いで。歩道を行きやー。この先で道が広くなったら自転車レーンあるでー。がんばー!」、高級ホテルのパーキングマンは「バイシクルマン!かっこいいね!」、通りすがりのお爺ちゃん「それ、くれ」、キュートな女学生がはにかみながら「ハーイ!」、買い物途中のおばちゃん「フィリピーナかい?」・・・とひっきりなしに声をかけてくれます。ポリスもすれ違いざまにイイネ!をしてくれました。確かに自転車に乗ってる地元の人、一人しか見なかったけれど。炎天下にアジア人が何かやっとるで、こえかけたるか~って感じなのかな。

マイアミより一段と日差しが強く、湿度も高め。花の色が独特。
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港を出て5分経たないうちにカフェに避難(笑)。小さな地元店ばかりのダージマハルモールの「Cafe Express」。ネットで★4.1。地元のお客さんの10倍くらい、船の乗客やクルーがいました。
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珈琲はこの地の名産:ブルーマウンテンを頼んだら、量たっぷり、ミルクと砂糖がたっぷり。味も香りもわからず。
ラム風味のアイスクリームが美味しかったです!どちらも$3。
広い道には自転車レーンがありますが悪路も多いし運転も荒くて怖いので、木陰で休み休みしながら、ゆっくり走ります。
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街の中心でないと信号が無い。そのため道を渡るのに車が途切れるのをぼーっと路肩で待っていると、大抵はやさしい人が止まって通れ通れと言ってくれました。もちろん、ほかの国でもちょっと道端に止まって一休みしてると「何か困ってるのか?」と声をかけてくれるナイスガイがいたりしましたが、他者への関心度がより高い気がしました。

この地域は海に流れ出る川&滝が多くて、観光ガイドに書かれているような有名どころでなくても景色や川登りが楽しめましたよ。公園も、ビーチも、のーんびり。
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最後に地元のスーパーで、地元産のジュースやレモンビール、ラムケーキ、日清カップヌードル(笑)などを仕入れて船に帰りました。
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だいぶ南下したので日の入りは19時くらい。月と街が輝きを増していく中を静かに出港。
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ああ、ボブ・マーレも、ウサイン・ボルトも、レゲエも、ラム酒も、ボブスレーも出てこないご報告になってしまった!
ジャマイカは、苦くもしょっぱくもなくて、甘くて心が軽くなるところでした。良かった良かった!

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