サウダージの国

ドバイでアベンジャーズを観た際、チケット購入時にメアド登録を求められたのですが、「アベンジャーズをもう一度見る時20%オフ!」とか魅力的なサービスの案内が送られてきて面白いです。
そんなドバイから1か月弱。地中海に入ってから日没時間がどんどん遅くなっていて、今だと大体21時近くまで明るい。寝るタイミング、狂うわ・・・これもある種の時差ボケですね。

★5/22(水)ポルトガル共和国の首都、リスボンに昼頃入港、出港は日付が変わるころ。
街が面しているのは『湾』かと思ったら『川』でした。テージョ川:全長1,007km。北大西洋に入ってから連日、船がうろ~んうろ~んと結構揺れるのですが、川に入った途端にピタッと収まりまして。三半規管の弱さに改めて自信がついたわたくしとしては、次があるならリバークルーズがいいなあ。

船尾から河口を見るとこんな感じ。小さすぎて判りにくいですが、写真右側がカシアス、左側がトラファリア。
もちろんGoole Maps見て地名書いてます。
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しばらく進むと、午後のオプショナルツアーで行く『ベレンの塔』や『発見のモニュメント』が見えてきます。否応なく予習を行いながら、4月25日橋をくぐります(1974年4月25日のカーネーション革命から命名。金門橋と同じ会社が作った。どうりで似てる。)
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右手にクリスト・レイ像(リオ・デ・ジャネイロのレプリカ。高さ100m強。古くない。)を見やり。
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左手前方にリスボン!
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旧市街地:アルファマ地区の目の前にあるクルーズポートに着岸。
リスボンは、おとといのマラガ同様に日差しが強烈!湿度も若干ある!亜熱帯気候!でも朝と日陰と夕方以降は寒かった(;;)
ガイドブックにあるように薄物の重ね着か、ウルトラライトダウンがおススメです。

本日は午後の、テージョ川を少し下ったところにある『ジェロニモス修道院』『ベレンの塔』『発見のモニュメント』を見学するオプショナルツアーに参加。
1)ジェロニモス修道院
世界遺産『リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔』の構成要素。
ポルトガル黄金期を築いたマヌエル1世が建て始め完成まで300年。時間かけるの好きですね。トルコのブルーモスクは7年ですよ。
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教会を入ると、祭壇に向かって右手にポルトガル最高詩人ルイス・ヴァス・デ・カモンイスの棺。
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左手にはバスコ・ダ・ガマの棺。
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祭壇と、2階の祭壇を背にするキリスト像。屋根が美しい。
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祭壇の左右には王族の棺があり、支えているのが象。植民地の南国をイメージさせるためとのこと。
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修道院の回廊。マヌエル様式がちりばめられています。
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2)ベレンの塔
こちらも世界遺産の構成要素。マヌエル1世が・ダ・ガマの偉業を記念して作らせた要塞。テージョ川の貴婦人、とも呼ばれるのがわかる優美さです。その白い姿を昔の船員さんたちが帰港したときに見た時の感動は、いかばかりだったか。
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3)発見のモニュメント
これは新しい。最初に建てたのは1940年のリスボン万博の時で、1960年に改修された、ポルトガルを代表する偉人たちの記念碑。エンリケ航海王子が先頭で、東西にずらっと並んでいます。
東側、真ん中あたりで巻物持っている方がカモンイスさん。
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西側、二番目がガマさん、五番目がマゼランさん、最後から二番目がザビエルさん・・・ああ、お嬢様の頭が邪魔・・・
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記念碑の後ろに、ポルトガルが発見した国と年代がわかるモザイク画があります。
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発見されちゃったよ、日本。
鉄砲伝来は1543年と教わりますが、ポルトガル的には遭難した船員が豊後に上陸した年なんだそうです。

以上でオプショナルツアーは終了。例のごとく、ここで離脱して自由行動へGO!
まずはこれ。90ユーロで借りられるんですのよ、奥様。
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街中でよく見かけた三輪車の屋台。赤い象さんみたいで可愛い。
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ポルトガルのお菓子と言ったらエッグタルト!老舗のバスティシュ・デ・ベレンで1箱6個入りをゲットし、お隣のスターバックスに向かい、実食!
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エッグタルトには、シナモンパウダー(茶色の袋)とお砂糖をつけてくれるので、好みでかけて頂きます。パイ生地はパリッパリ。クリームは甘すぎずとろんとろん。二人してあっという間に2個ずつ平らげました。
ここのスタバは街並みに違和感なく溶け込んだ小さな建物。1階は売り場や店前席がぎうぎうでしたが、中は結構広くてゆっくりできました。
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水分&糖分を補給して、電車で市中心部に戻って、おススメ観光ポイントを西側から東側ポート方面まで、攻めていきます。
自由行動の時のお嬢様は本当に頼もしいんですのよ、奥様。たいてい何とかなるんざます。
ただ、スマホはおしりのポケットに入れないでね!やさしいお兄さんについていかないでね!

まずはバス停4つ分高度を上げて
・サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台:改修工事中で柵があり、今一つな景観。
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・サン・ロケ教会:天正遣欧使節団がしばらく滞在したところ。
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ではどんどん高度を下げて・・・
はい、ここで本日2件目のスタバをチェックだけ。駅舎内にあって、明るく開放的。
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リスボンで唯一出会った黒にゃん。壁や道の色に映えてフォトジェニック。
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・サンタ・ジュスタのエレベーター。丘の街の上り下り解消手段。でも観光客に大人気で「1時間並んでも乗れないんだよ」と愚痴る同船の方をお見掛けしました。
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はい、ここで本日最後のスタバにて一服。看板はシック。デパート内にあって作りは普通ですが広くて快適。
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海岸まで降りてきました。
・コメルシオ広場:ポルトガル黄金期を築いたマヌエル1世の宮殿があったところ。海に面して四角い広場は、ヴェネツィアを思い出させますね。
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もう1回、高度を上げます。
・サント・アントニオ教会:リスボンの守護聖人:サント・アントニオが生まれた場所に建つ、縁結びの教会。
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・リスボン大聖堂:曲がりくねった坂道のたもとで威容を放ってました。
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教会の足元を降りてくるトラムが健気な感じ。

・大聖堂より更に東に足を延ばすと、顔が削られたタイル画が。後で地図をチェックすると、「ムーアの壁(Muralha Moura)」という遺跡のところらしい。
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以上、お疲れさまでした。

旧市街の夜。街灯が少ない、街の人もいない、でもどこからか声が聞こえてくる複雑に入り組んだ階段や小道を上り下りしていると、怖いような、懐かしいような、哀しいような、ここに来たかったような、不思議な心持ちになっていきました。
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